
(※現時点:2026年2月/2025年度試験概要を参考)
本ページでは、一般社団法人 日本ソムリエ協会(J.S.A.)が実施する「ソムリエ試験」「ワインエキスパート試験」について、2026年度の試験案内を参考に、試験制度の全体像を整理しています。
【必ずお読みください】
- 2026年度の試験案内が公式ホームページにて更新されました。
- 受験資格・日程・費用・免除条件等は、年度により変更される可能性があります
👉 最新かつ正確な情報は、必ず日本ソムリエ協会公式サイトをご確認ください
① 受験資格(概要)
ソムリエ試験(プロフェッショナル向け)
ソムリエ試験は、酒類・飲料を扱う職務に従事するプロフェッショナル向け資格です。
主な考え方は以下の通りです。
- 酒類・飲料に関する職務が本職であること
- 収入の60%以上を当該職務から得ていること
- 日本ソムリエ協会が定める「ソムリエの職務」に該当していること
- 月90時間以上の就労実績を基準とした、一定期間以上の実務経験
※会員区分・実務年数・基準日により条件は異なります。
⚠️ 重要
ソムリエ試験は、全試験合格後に書類審査があります。
書類不備や受験資格未達の場合、試験に合格しても最終合格とならないケースがあります。
ワインエキスパート試験(一般向け)
- 満20歳以上(基準日あり)
- 職業・実務経験は不問
ただし、ワインを中心とした酒類・飲料の専門知識およびテイスティング能力が求められます。
② 試験の全体像(流れ)
一次試験(学科試験)
●出題形式
- ソムリエ/ワインエキスパート
CBT方式・120問/70分
※CBT方式とは、コンピュータを使用して解答する試験方式です。
●出題範囲
- ソムリエ/ワインエキスパート
→日本ソムリエ協会教本 記載事項より出題
●結果発表
- 試験終了後、即時判定
- 「一次試験合否証明書(合否記載あり)」を会場で受領
二次試験(テイスティング試験)
- マークシート方式
- 外観・香り・味わいの評価
- 品種・産地・その他酒類の識別
| 資格 | 本数 | 試験時間 |
| ソムリエ | 5本(ワイン3・他2) | 40分 |
| ワインエキスパート | 5本(ワイン4・他1) | 50分 |
※本数のワイン・他との割合は年によって変動があります。
論述試験(※ソムリエ資格のみ)
- 三次試験として評価
- 実施日は二次試験(テイスティング)と同日
- 約20分で複数問の論述(各200字前後)
※ワインエキスパート試験には論述試験はありません。
三次試験(サービス実技/※ソムリエのみ)
- 抜栓・デカンタージュなどの基本的なサービス実技
- 高度な技術よりも、正確な所作・基本動作が評価対象
③ 試験会場について(一次試験)
- 一次試験(CBT)
全国のCBTテストセンターにて実施
※会場ごとの空席状況は「テストセンター空席照会」より確認
(一次試験期間の空席照会は4月以降に可能)
※受験票の郵送はありません。
予約完了時の確認メールにて、日時・会場・注意事項が通知されます。
④ 当日の注意事項(一次試験)
- 本人確認書類 必須
- 試験開始 30分〜15分前までに到着
- 遅刻した場合、原則受験不可(交通遅延含む)
- 筆記用具・メモ用紙は会場で配布(終了後回収)
⑤ 受験費用(2025年度試験概要を参考)
支払方法
- クレジットカード
- コンビニエンスストア
- ペイジー(ATM)
一次試験から受験する場合
(二次・三次試験受験料、教本代込み)
| 区分 | 1回受験 | 2回受験 |
| 会員 | 23,700円 | 28,600円 |
| 一般 | 32,900円 | 37,800円 |
※一次試験は最大2回まで受験可能
※1回目で合格しても差額返金なし
※受験申込後に受験年度の教本が郵送で届きます
【免除】二次試験から受験
| 区分 | 受験料 |
| 会員 | 7,300円 |
| 一般 | 14,210円 |
【免除】三次試験から受験
| 区分 | 受験料 |
| 会員 | 3,650円 |
| 一般 | 7,100円 |
その他費用
- 最終合格後
認定登録料:20,950円(税込) - 同時入会の場合、月ごとに入会金・会費が異なる
- 27歳以下は初年度入会金・会費無料(条件あり)
⑥ 近年の合格率(公式データ)
| 資格 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
| ソムリエ | 42.1% | 30.1% | 17.7% | 29.2% | 19.9% |
| ワインエキスパート | 40.7% | 32.9% | 41.9% | 41.4% | 26.4% |
⑦ 資格保有者数(累計/2026年1月1日現在)
- ソムリエ:41,194名
- ワインエキスパート:24,872名
- ソムリエ・エクセレンス:575名
- ワインエキスパート・エクセレンス:407名
⑧ 試験スケジュールの全体像(参考:2025年度)
※以下は 2025年度試験概要を参考にした大まかな流れ です。
2026年度の正式日程は、現時点(2026年1月)では公開されていません。
必ず日本ソムリエ協会公式サイトにて最新情報をご確認ください。
年間スケジュールの目安
| 時期 | 内容 |
| 3月頃 | 試験要項公開 |
| 3月〜7月頃 | 受験申込期間 |
| 7月中旬〜8月下旬 | 一次試験(CBT方式) |
| 9月中旬 | 二次・三次試験の受験票発送 |
| 10月上旬 | 二次試験(テイスティング) |
| 同日 | 論述試験(※ソムリエのみ) |
| 10月下旬 | 論述試験 書類提出期限(※ソムリエ) |
| 11月中旬 | 三次試験(サービス実技/※ソムリエのみ) |
| 12月頃 | 最終合格発表 |
スケジュール理解のポイント
- 一次試験は夏(7〜8月)
- 二次試験は秋(10月)
- ソムリエ受験者は
- 二次試験と同日に「論述試験」
- 後日「サービス実技(三次試験)」が実施
- 最終合格発表は 年内(12月頃) が一般的
受験準備の考え方(補足)
- 教本は 3月頃に最新版がリリース (受験申込完了後に郵送)
- 学習期間は
- 一次試験まで:約4〜5か月
- 二次試験まで:一次合格後 約1〜2か月
- ソムリエ受験者は
- 学科・テイスティングに加えて、論述・サービス実技・書類準備も並行して行う必要があります
なぜ「全体スケジュール把握」が重要か
ソムリエ試験・ワインエキスパート試験は、「試験日だけ」ではなく「1年の流れ」で設計されている試験です。
- 学科 → テイスティング →(ソムリエは)論述・実技
- 書類提出期限の存在
- CBT試験の予約制
これらを理解したうえで学習計画を立てることが、合格への近道となります。
最後に
ソムリエ試験・ワインエキスパート試験は、公式教本を軸に、長期間・体系的な学習が求められる試験です。
本ページは概要整理を目的としています。
受験を検討される方は、必ず 👉 日本ソムリエ協会公式サイトの最新要項 をご確認ください。
